2019
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島崎あゆみ 役
菊池麻衣子
─── あゆみちゃんのように
誰かを笑顔に出来る人になりたい ───
地方公演の朝、信一くんと一緒にお散歩をしました。
その時、千秋楽までどう成長していくかがんばろうねって、千秋楽が想像できない…ってお話してたんです。
だからなのか、最後の公演のカーテンコールの音楽がかかった瞬間涙が溢れてきた感覚は、今でも覚えています。
たくさん生徒役の皆さんとお話して、地方では24時間ずっと一緒にいる生活をして、あゆみちゃんのみんなが大好きだって気持ちが嘘なく大きくなっていきました。
あゆみちゃんとして沢山の温かい言葉を受け取れてしあわせでした。
三重の尾鷲公演では民宿に泊まったのですが、その時海辺で見た満点の星空、磯の香り、波の音、忘れられない景色です。
野本先生や信一くんと見たあの星空もこうだったのかなあと思ったり…自分の思考の中にあゆみちゃんがいつも存在してくれていたように思います。
そんな公演期間に過ごした全ての時間、観て下さったお客様、出会った全ての方々に感謝でいっぱいです。
あゆみちゃんは強い人。
でもどんなに素敵な笑顔でいる時も、弱い自分がつねに心の裏側にいる人でもあるなと演じていて思いました。
みんなが好きなのに、もうだめかもしれないとも考えてしまう、つねに気持ちが揺れて揺れて苦しい…そんな姿をみせない彼女は本当に誇らしく素晴らしい人だなと思います。
時には彼女の一番側にいられた友人のような気持ちにもなります。
こんな人に一生なれないと思ってしまうけれど、友情を通して自分があゆみちゃんとして生きられて本当に嬉しかったです。
ありがとうございました。
本当にお世話になりました!
今回の経験を必ず次に生かします。
感謝を言葉じゃなくて、今後の自分で示していけるよう頑張ります!
色々な感情をこの短期間に抱きました。忘れられない経験が出来る作品だと思います。
そしてなんといっても…坊主!
公演後はおしゃれ坊主を目指せるなんてレアかもです笑
観て下さった方々、支えて下さった方々本当にありがとうございました。
命の重さを感じる、大きな愛が詰まったこの作品を通して、自分はお芝居を通して何が出来るのか、何をすべきなのかと強く感じました。
あゆみちゃんから頂いた事は沢山あります。
でもやっぱり一番は笑顔です。
あゆみちゃんのように誰かを笑顔に出来る人になりたい。
だからこれからの時間、生きる喜びを噛み締めて、どんな時でも全力でお芝居を頑張りたいと思っています。
もちろん笑顔で!
本当に島崎あゆみ役として「友情〜秋桜のバラード〜2019」に出演出来て良かったです。
本当に皆様ありがとうございました。