────「友情」2015年公演を終えての感想を聞かせて下さい。
私は昨年、『友情~秋桜のバラード~』に生徒役として参加させていただき、今回は2度目の出演となりました。
1年前に学んだ全ての事を生かして、新たな気持ちで2015年『友情』との日々がはじまりました。
稽古場ではとにかく時間を大切に。
稽古が終わって家に帰ってもエピローグの歌を聴き続けたり、寝る前はあゆみのことを考えたり、朝はクラスのことを考えたり、四六時中頭の中は友情色でした!
稽古が進み、みんなとも団結が深まり、より良いクラスを目指すために一緒に過ごす時間を大切に大切に。
そしてあっという間に時間がながれ、初日を迎えました。
初日は嬉しさや悔しさ、色んな思いが込み上げました。今年の『友情』は13回公演。
1秒たりとも無駄にはできない。後悔だけはしないように毎公演全力で舞台に立ちました。
スタッフさんや大人役キャストの方々からもアドバイスや言葉をいただいたり、クラスのみんなとも話し合い、自分1人じゃ気づけなかったことを沢山学びました。
日々深まっていく『友情』を自分たちも実感することができました。
そして迎えた千秋楽。
これで最後だと思うと涙が溢れそうでしたが、ぐっと耐えて本番へ。
みんなとここまでこれて本当によかったと感じながら友情2015は無事に終演しました。
こんな気持ちになれたのは本当に関わってくれた全ての人達の支えがあったからです。
そう思うと、千秋楽が終わった途端に抑えていた涙が溢れ出してひたすら泣き続けてしまいました。涙がとまらなさすぎてみんなに笑われてしまいました。
──── “高石タカコ”を演じてみていかがでしたか?
私はクラスの学級委員長<高石タカコ>を演じさせていただきました。
この役を頂いた時に、自分にできる最大限の力をだして、みんなを引っ張っていきたい!と心に決めて稽古に挑みました。
ただ、勢いばかりな私は稽古中、空回り。
“力”だけではみんなを引っ張って行くことなんで出来ない。葛藤の日々が続きました。
芝居だけじゃなく、普段からクラスのみんなと向き合っていくうちに、自然と高石タカコは自分らしく、そしてみんなに支えられながら不器用なりにも笑顔が絶えない学級委員長になりました。
だからタカコがいるのはみんなのおかげです!
──── 稽古から本番と共に駆け抜けた2年1組のクラスメイトへメッセージをお願いします。
みんな、本当にありがとう…!!
なんだか、みんなに真面目なメッセージを送るのがとても恥ずかしいです…笑
私は2年目の参加なので、去年共演したあゆみと信一はもちろんですが、今回初めて会ったクラスメイト達とも気遣って話してたのは初日ぐらいで、 会ったばかりとは思えないほどすぐに打ち解けられたんです!
楽しい時ばかりではなく、色んなことがありましたが、みんなとだから乗り越えてこれました。
短い間でしたが、一人一人が本当に大事な存在になりました。みんながそばに居てくれて本当によかった。大好き!!!!!
──── これから「友情」生徒役にチャレンジしてみたい!という方に向けて先輩としてメッセージを!
この舞台は本当の『友』の大切さ、家族の愛、先生の愛。
そして【命の大切さ】を教えてくれます。
そして心を初心に戻してくれる。そんな舞台です。
是非!チャレンジしてください!
──── 最後に、皆様にメッセージをお願いします!
『友情~秋桜のバラード~』関係者の方々、キャストのみなさん。大切な日々をありがとうございました!
そしてご来場いただいたお客様、これなくても応援し続けてくれ方々、ありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。
『友情』出会った沢山の笑顔を忘れません。
本当に、本当にありがとうございました!