────「友情」2015年公演を終えての感想を聞かせて下さい。
とてもお客様に助けられていました。
あと、このお芝居では生徒役の団結が不可欠だなというのも感じました。
一人一人がやりたいことがあって考えてることも違う、それは当然のことですが、このお芝居では特にそれが邪魔をしてしまうんです。
だから、それをいかに一つにするかというのがとても大変でした。
最終的には最高の2年1組になったんじゃないかなと思っています!
──── “森山信一”を演じてみていかがでしたか?
去年も信一をやらさせて頂いていたので、去年とは違う自分を見せなきゃいけないという思いとさらに成長したいという思いがありました。
実際今回も沢山アドバイスを頂いて去年とは違ったものを見せられたんじゃないかなと思っています。
あと気をつけたのは、ブレないことです。
あゆみと2人で物語の核を担っているので、僕がブレたら物語もブレるしあゆみもブレる。
だから絶対にブレたらいけないというプレッシャーはすごくありました。
それに、ある日大人役男性キャストの楽屋にご挨拶に行った時「お前にかかってるぞ」と言われたんです。
嬉しさもありドキドキもあり、一気に気が引き締まりました。
そういう責任やお客様に伝えたいという思いが僕を最後まで走らせてくれたんだと思います。
──── 稽古から本番と共に駆け抜けた2年1組のクラスメイトへメッセージをお願いします。
稽古日数が少ないなか本番が始まりあっという間に終わっちゃったね。
最初はどうなるかとドキドキしてたのが本心。でも、本番始まってからみんなで板の上に立ってる時はすごく楽しかった!
今回たいしてリーダーシップは発揮できなかったけど、いろいろと指示を聞いてくれてありがとう。
みんなで仕込みから撤収までやって一緒に過ごした時間はこれからの糧になると思ってます!
努力して努力して努力して。
またワンランクもツーランクも上の場所で会いたいね。
頑張ろう!
頑張ります。
──── これから「友情」生徒役にチャレンジしてみたい!という方に向けて先輩としてメッセージを!
これから挑戦したいという方々に!
とにかく元気に!明るく!
自分を見せるということを恐れないで。稽古が始まれば恥を晒すことの繰り返しだから。
オーディションのときから弾けて全力をぶつけて下さい。
あと、生徒役が決まって稽古が始まり配役がきまって、たぶん思い通りの配役にはならないと思います。
でも、そこで腐らないで下さい。
友情はどの役にも必ず役割があってその役割を果たせるからその人に配役がきまるんです。
もちろん「あゆみ」「信一」「幸子」など、主に話を進める人はいます。でも、その人たちはその人たちで他の役よりも背負わなきゃいけないものは山のようにあるんです。覚悟も人一倍に必要です。
決して妬みの対象にはしないでほしいです。
生徒役は生徒役同士お互いを信じて欲しいです。
信じあって支え合えば必ず良いチームワーク、良い2年1組になるはずです。
みんなの2年1組を楽しみにしています。
──── 最後に、皆様にメッセージをお願いします!
去年に引き続き友情を支えて下さった方々ありがとうございました。
皆様のおかげで成功して、次につながるものになりました。
今後もまた違う人になると思いますが、友情をそして、2年1組を支えていって頂けたらなとおもいます。
私、佐藤俊彦も2014年・2015年と森山信一をやらせて頂いたことに恥じないように努力を重ね精進し、活躍をして参りたいと思いますので、是非とも役者 佐藤俊彦の応援もお願い致します。
友情最高でした。
ありがとうございました。